この記事では、DIYにおすすめの水性シリコン・ラジカル塗料を紹介します。
どちらの塗料も、きちんと使い方を守ればしっかり効果を発揮してくれる優秀な塗料です。DIYで活躍すること間違いなし。
- しっかり混ぜる
- 下塗りをきちんと塗る
- 乾燥時間を守る
塗料を使う際はとにかく「混ぜる」が基本ですね。
塗料の基本情報は表を参考にどうぞ。公式サイトからの情報を載せていますので、安心してください。
乾燥時間(23℃以上が条件) | 塗り重ねてもOKな時間 |
希釈率(%で表記します) | 水を入れてもいい割合 |
塗装面積(15kg缶もしくは16kg缶) | 1本で塗れる面積 |
気温が5〜10℃の場合は8時間以上は乾燥させないと、塗り重ねできません。
塗料の色・ツヤを選ぶのならAmazonよりも、楽天やYahooのほうが種類も豊富です。
おすすめの水性シリコン塗料3選
シリコン塗料は、外壁塗装で使われることも多い人気の塗料です。汚れが付きにくい性質があり、耐用年数も10年以上は期待できます。
日本ペイント:水性シリコンセラUV
乾燥時間(23℃) | 3時間以上 |
希釈率 | 5〜10% |
塗装面積(15kg缶) | 100㎡ |
シリコンセラUVは、日本ペイントのシリコン塗料を代表する商品。
住宅外壁の塗り替え用に作られているので、耐久性や使いやすさも抜群です。
関西ペイント:コスモシリコン
乾燥時間(23℃) | 2時間以上7日以内 |
希釈率 | 3〜8% |
塗装面積(15kg缶) | 115㎡ |
コスモシリコンは、関西ペイントでも人気なシリコン塗料。
汚れにも強く、強い塗膜を造ります。溶剤ならセラM、水性ならコスモシリコンです。
エスケー化研:セラミシリコン
乾燥時間(23℃) | 2時間以上 |
希釈率 | 0〜20% |
塗装面積(16kg缶) | 64㎡ |
エスケー化研を代表するシリコン塗料と言えばセラミシリコン。
使いやすく耐久性も期待できますし、何より使いやすい塗料ですよ。ただ、塗れる面積が少ないため、コスパは悪いですね。
おすすめの水性ラジカル塗料3選
ラジカル塗料は、表面が劣化しにくいように改良された塗料。シリコン塗料がベースになっている場合が多いですね。耐用年数はシリコンよりも少し長い13年〜となっています。
日本ペイント:パーフェクトトップ
乾燥時間(23℃) | 3時間以上 |
希釈率 | 3〜5% |
塗装面積(15kg缶) | 88~136㎡ |
シリコンを超える塗料として開発されたパーフェクトトップ。
耐久性も高く日本ペイントの「パーフェクトシリーズ」を代表する人気の塗料です。
関西ペイント:アレスダイナミックTOP
乾燥時間(23℃) | 2時間以上7日以内 |
希釈率 | 3〜5% |
塗装面積(15kg缶) | 107㎡ |
シリコン塗料ベースにラジカル制御が加わった高耐久塗料です。
アレスダイナミックTOPのすごいところは、専用の強化剤を加えることで、塗れている面にも塗装できること。
もちろん晴れた日のほうが適しているため、雨の日に塗装するのは推奨しません。
エスケー化研:プレミアムシリコン
乾燥時間(23℃) | 2時間以上 |
希釈率 | 0〜8% |
塗装面積(15kg缶) | 68㎡ |
プレミアムシリコンは、シリコンって名前が付いているため分かりにくいですが、ラジカル塗料です。
シリコン塗料をベースにして、さらに耐久性を高めた人気塗料です。
塗料を選ぶときに重要な色番号について
塗料は色の名前じゃなく色番号で表記されます。よく使われているのが日本塗料工業会が作成している日塗工番号ですね。
- N-80
- 25-80B
- 19-80D
英数字とハイフンを組み合わせた番号ですね。ネットで検索すれば出てくるので、確かめてみてください。
ネットで購入する際でも日塗工番号が表示されていることが多いですが、商品よっては色を選択できない場合もあります。
他にもメーカー別の番号があるので注意です。
- 日本ペイント:ND-146
- 関西ペイント:KP-121
- エスケー化研:SR-405
注文するときは、日塗工ではなく上記のよう番号になっている場合はもあります。
困ったときは番号を検索すればOK!
例えば「日本ペイント ND-146」と検索すれば色の画像で確認できます。
色選びの際は、こちらの外壁の色選びで失敗するパターン|好みで決めなければ成功する理由も合わせてご覧ください。
目の錯覚によって、選んだ色よりも薄く見えてしまうので、色見本よりも2段階ほど暗い色を選ぶのがポイントですね。
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