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【DIY】木材塗装でニスは必要なの?【おすすめのニスも紹介】

現場仕事は辛いだけじゃないって話

 

自然塗料やワックスなど使いやすいものがあるのに、「ニス」ってめんどくさいなって思ってる人も多いのではないでしょうか。

 

たしかに手間はかかりますが、ニスには木材を長持ちさせる効果が高いんですよ

 

耐久性を必要とするならニスは必須です。

 

プロ仕様の作業工程

  1. 着色して乾燥
  2. 下塗り2回(クリア)
  3. 上塗り2回(クリア)

 

ひと手間を加えるだけで、耐久性が全然違いますよ。塗装歴8年の僕が保証します。ただし、ニスを使うのは室内限定にしてください。

※外部の木材に使っても、数年でパキパキの割れてくる可能性が高いです。

 

仕事では、自然塗料などを指定されない限りは「着色⇒クリアー(ニス)」の仕様で作業を進めていました。

 

こんな人に読んで欲しい

  • おすすめのニスを知りたい
  • そもそもニスを使う意味がわからない
  • ニスは塗るのがめんどくさいから別の塗料にしようかと思っている

 

この記事を読めば、プロがニスを使っている理由がわかります。3分程で読み終わるので、サクッっと読んでいきましょう!

 

【DIY】木部塗装でニスは必要?

【DIY】木部塗装でニスは必要?

 

ニスの「使用」or「不使用」に関しては「耐久性?」or「手軽さ?」って感じになります。

 

用途がわかっているのなら、必ずしも塗る必要はないでしょう。

 

ニスは木材に「塗膜」を作り保護するもの。オイルステインで着色した場合に、色落ちしないように塗るものと覚えておきましょう。色を付けないクリアー塗装もOKです。

 

カラーニスといった、着色剤とニスのセットになっているものがありますが、個人的にはおすすめしません。詳しくは記事の後半で解説します。

 

その他、自然塗料などのワックス系のものに関してはニスに比べると耐久性が劣ります。役割が違うので場所によって使い分けましょう。

 

ニスを塗った方がいいモノとは?

 

ニスはキズや汚れからも木材を守ってくれるので「頻繫に使用するモノ」に塗るべきです。

 

  • テーブル⇒作業によく使うし汚れやすい
  • イス⇒毎日使うから塗装が剥げやすい
  • 本棚、物入れ棚⇒よく物の出し入れをする

 

例えば上記のようなモノはニスを塗ったほうがいいでしょう。ニスを塗ると汚れを拭いたり、手入れもしやすくなります

 

耐用年数も長いし、水回りのものにも効果的。

 

ニスは摩擦や汚れから木材を守るので、よく使うものに塗ることで効果を発揮します。

自然塗料、ワックスのオイル系でも同じ効果はありますが、耐久性を考えたらニスの方が強いです。

 

外部用のニスもありますが、劣化すると塗膜がパリパリになってくるので、塗り直しが大変になってしまいます。

 

内部用のニスは耐候性(たいこうせい)がないので、屋外や日が当たるところは他の場所に比べて劣化が早いです。

 

ニスを使い分けよう

 

ニスを必ず塗らなくてもいいと言ったのは「耐久性」がいらない場所もあるって話です。

 

湿気も少ないし、普段触らないようなところには自然塗料とかワックス系の塗料で十分だと思います。というか自然塗料の方が値段が高いんですけどね笑

 

つまり、モノを飾って置く棚なんかは何でもいいですよってことです。

 

  • 手間がかかるけど、金額を安く抑えられるニス
  • 塗るのが簡単な自然塗料やワックス

 

好みで選んでOKです。

 

自然塗料やワックスよりニスが強い。塗り替えがあまり必要ないのがニスと覚えておきましょう。

 

どうしてプロはニスを使うの?【答え⇒耐久性】

どうしてプロはニスを使うの?【答え⇒耐久性】

 

とにかく耐久性が高く、色落ちがしにくい。

 

現場では「上塗り」といいい、ニスなどのクリアー塗装を必ず使っていました。

 

使っていたのは強溶剤といわれる2液型のウレタン塗装。よく家具の塗装に使われているものです

 

工程はニスを塗るのとほとんど一緒です。ニスの塗り方に関してはオイルステインをキレイに仕上げるコツ【失敗しない方法】にて解説しています。

 

着色⇒上塗りといった工程の方が色もはげにくいし耐久性がある。

 

プロとしてやるからには、見た目はもちろん「耐久性」を重視していました。キッチン周りは特に汚れやすいから特に耐久性が必要ですからね。

 

商品として提供するにはニスが必要

 

お金を払うならどちらを選びますか?

 

  1. 定期的なメンテナンスが必要なもの
  2. 基本的にはメンテナンスフリー

 

おそらく多くの人が「基本的にはメンテナンスフリー」を選ぶはずです。

 

キッチン周りなどのよく使う場所は、年数が経つにつれて塗装が擦り減っていきます。

 

ただし、クリアーの層があれば「擦り減っていくのはクリアーの部分」なので、色がとれたりしにくいんです。

 

  • 自然塗料やワックス⇒着色剤と保護剤が混ざっている
  • カラーニス⇒着色剤とニスが混ざっているもの

 

上記のものは色がとれやすいものです。基本的に仕事では使いません。自然塗料は指示があれば使いますが、自分で塗った方がいいんじゃないですかね。

 

初心者向けの塗るのが簡単な自然塗料のおすすめは【オスモカラー】初心者でも簡単に塗れる!にて紹介しています。

 

プロが水性と油性を使い分ける理由

 

仕事で使っていた強溶剤の2液型ウレタン塗装は、ガッツリ「油性」です。マスクが必要なくらいな強烈な臭いです。その代わり水性より性能が高い。

 

なので下記のような使い分けをしていました。

 

  • 油性⇒新築現場や大きなリフォーム
  • 水性⇒人が住んでいる場合のリフォーム

 

このように環境次第で選びます。どちらも乾きが早いので、現場での作業効率が優先です。

 

ホームセンターにも売っているような油性ニスは弱溶剤といって、乾きが遅い。埃がついてしまう可能性が高いので弱溶剤のニスはあまり使用しませんでした。

 

弱溶剤とは「ペイントうすめ液」で希釈できるもの。乾きが遅い分、ペンキの匂いも取れにくい感じです。

 

なので、使いやすいのは水性のニスになります。

 

まとめ:おすすめのニスを紹介します

 

使いやすい水性のニスがオススメです。

 

水性なので、使い終わった道具も水道水で洗えます。

 

【大阪塗料】ウォルタ

 

水性のウレタン塗料です。大阪塗料という会社なんですが、木部用の仕上げ塗料は性能が良く「強溶剤」「弱溶剤」「水性」の全て仕上げ塗料を使っていました。

 

値段もわりと手ごろだと思います。

 

【和信ペイント】水性ニス

 

少量ならこっち。家で塗るのに使った事があります。和信もいいメーカーです。

 

どちらもウレタンなので耐久性は問題ありません。

 

それでは、以上です。

 

塗装は手間をかけることで仕上がりや性能が良くなります。ニスを塗るのはめんどくさいかもしれませんが、効果はしっかりあります。

 

メンテナンスが減るので、おすすめです。試してみてください。

 

最後まで読んでくださってありがとうございます。

 

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