外壁塗装を効率よく進めるにはローラー選びが重要です。
なぜならローラーを変えるだけで仕事のスピードも仕上がりもアップするからです。
経験が浅い職人は無駄な動きが多くて、焦って作業しても思うようにならず、始めたばかりの頃は苦労します。
外壁塗装を効率よく進めるには使いやすいローラーが必須。
この記事では僕が外壁塗装に使っていたローラーを紹介します。初心者~上級者でも使いやすいものを用途別に厳選しました。
ベテランの塗装屋さんにも好評だった物ばかりなので参考にしてみてください。
ローラーの種類が今ひとつわからないって方は、下記の記事をご覧くださいませ。
外壁塗装に適したローラー選びの基準とは?
以下のポイントを重視して選びました。
- 肌がキレイに仕上がるもの
- 塗料の飛散が少ないもの
用途によって多少は変わりますが「上塗り」の場合は特にこの2つを満たすものを選びましょう。
新しい現場に入るたびに色んなローラーを試した結果、効率をアップさせるものだけが残りました。
それでは順に紹介していきます。
外壁・屋根塗装に使いやすいローラー
外壁や屋根には6インチがメインです。
塗料の飛散が少ないものを選ぶことで、養生が楽になるので「マイクロファイバー」がおすすめ。
外壁を塗装するときは、なるべく早く手を動かしたいので、塗料の飛散が少ないローラーというのが絶対条件。入りたての若いあんちゃんが使うのにもピッタリですよ。
誰でも使いやすいものを探した結果、たどり着いたローラーです。
窯業系サイディング用
外壁の凹凸に合わせて毛丈を選びました。
一般的な窯業系サイディングなら「桃虎」使いやすいです。どれも塗料の含みも良く、凹凸になじみます。
【タイホウ】黒虎(毛丈18ミリ)
【タイホウ】桃虎(毛丈21ミリ)
【タイホウ】デカ虎(毛丈25ミリ)
外壁のデザインによって毛丈を変えればOK。デカ虎(毛丈25ミリ)は凹凸が深いサイディングなどにおすすめです。
リシン面・ガイナ(塗料)におすすめのローラー
塗りにくい塗料や、ローラーがすぐにへたるような外壁はローラーの消費が早いんです。
だったらガンガン取り換えて使えるように、安くて使いやすい破格のローラーを紹介します。
【タイホウ】白熊くん(毛丈16ミリ)
ザラザラの外壁はとくにローラーがへたりやすいので、ガンガン使いましょう!
コロニアルにおすすめのローラー
コロニアル用ですね。
2液型の浸透性シーラーを「ドバァァっっと」塗るためのローラーです。塗料の飛散がハデなので外壁には使いにくいです。
【大塚刷毛】ピーチ(毛丈25ミリ)
コロニアルの上塗りには、デカ虎 6インチ 25ミリを使用がおすすめ。
外壁塗装に必須の万能ローラー
外壁の塗替えの時には必ず持っていたローラーもいくつか紹介します。
塗る場所を選ばずオールマイティに使えるローラーがあると便利。使うローラーの種類は増えましたが、1番多く使っていたローラーです。
抜群の使いやすさと、安定の信頼があるローラーばかりです。
フラットな面におすすめのローラー
軒天や板金屋根、破風板にも抜群です。とにかく仕上がりの肌がきれいなので、どこでも使えます。
塗料の飛散は少ないものの、塗料の含みは少し悪いです。
【大塚】マイクロエース(毛丈17ミリ)
塗料が飛び散りにくいため、養生なしで塗装する場合でも安心。
使いやすさ抜群のミニローラー
ミニローラーは使いやすさ抜群です。
- 雨とい裏の外壁
- 幅の狭い屋根水切り
- クーラー室外機の裏
専用のハンドルが細いので、使いやすい角度に曲げて使えます。
【タイホウ】銀虎(毛丈13ミリ)
ミニコロは革命的な道具です。塗装の難易度がグッと下がるので、初心者は特に持っておきましょう。
まとめ:ローラーで仕上がりは変わる
道具に助けられた経験が多いため、道具選びは大事にしています。
技術を身につけるのも大切なことですが、ローラーを変えるだけ簡単に仕上がりがアップしますよ。
使い捨てのローラーにお金をかけたくないという人はもったいないです。
紹介したローラーは自信を持っておすすめできるものばかりです。ぜひ使ってみてください。
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