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DIYで室内の壁をきれいに塗るために必要な5つの極意をプロが伝授

DIYで室内の壁をきれいに塗るために必要な5つの極意をプロが伝授

 

知りたい人
部屋の壁を塗りたいんだけど、きれいに塗るコツってあるのかな?

 

  • 道具で仕上がりが変わるの?
  • 塗るときに注意することはある?
  • キズとか汚れとかはどうすればいい?

 

僕は建築の塗装工として働いていたので、室内の壁や天井は仕事でよく塗っていました

 

ぶっちゃけ壁をローラーで塗るのは簡単なんですが、塗るまでの準備や基本を抑えていないさすがに厳しいです。

 

ネットで塗り方が解説されていますが、なんか肝心な部分が抜けていることが多い印象ですね。

 

そこでこの記事では、塗装を成功させるために必要な以下の5つを解説します。

 

  1. 塗料選び
  2. 道具選び
  3. 養生のコツ
  4. 下処理方法
  5. 基本的な塗り方

上記の他にもDIYに役立つテクニックを紹介しますね。

 

けーぶる
特に難しいことはないので、再現率はほぼ100%です。ぜひ実践してみてください。

 

DIYで室内の壁をきれいに塗るために必要な5つの極意をプロが伝授

刷毛塗り

 

これまで失敗した経験を活かして、上手く塗るための極意を5つ紹介します。

 

室内の壁に最適な塗料選び

 

室内には艶消し塗料がベスト、そしてなるべく汚れがつきにくいものを選びましょう。

 

艶消しのメリット

  • ムラになりにくい
  • 傷が目立ちにくい
  • 仕上がりがいい感じ

 

塗る面積にもよりますが、一斗缶(16L)で購入するとお得です。

 

ホームセンターに置いてあるものは種類が少ないので、ネットでの購入をおすすめします。 シーラーが不要なものが楽。

 

けーぶる
具体的な塗料は記事後半の「室内におすすめの水性塗料ランキング5選 」で紹介します。

 

初心者でも使いやすい塗装道具

 

ローラーがメインですね。

 

必要な塗装道具

  • 水性刷毛
  • 養生道具
  • ローラー+ハンドル
  • ローラー用バケット

 

水性刷毛

 

刷毛は基本的に水性用であればなんでもOK。刷毛の良し悪しで仕上がりに大きく影響しません。

 

9割がテクニックです。

 

おすすめの水性刷毛

※コシがあって使いやすく、へたりにくい

 

目地刷毛

※毛先がキレイに出る、細かい部分も塗りやすい

 

上記の刷毛なら残りの10%をうめることができます。ただし、効果を感じられるのは使い手次第です、、、!

 

マスキングテープ

 

塗装の仕上がりを左右するのはマスキングテープです。マスカーは適量あればOK。

 

けーぶる
床が汚れないように、新聞紙やいらないタオルなどもあればいいかも。

 

ペイントエース 30ミリ

※貼りやすくヨレが少ない

 

ペイントエース 18ミリ

※通常のサイズ

 

マスキングテープはどれも同じように見えるかもしれませんが、ヨレにくくて貼りやすいのが上記のもの。

 

また、ノリが残りにくいので養生した部分を傷めない。かなりおすすめです。

 

ローラー+ハンドル

 

さばける範囲を広くするため、ローラーハンドルはちょい長めがおすすめ

 

ローラーハンドル

※少し長いくらいなので使いやすいです

 

ローラーのサイズは6インチを選びましょう。誰でも使いやすくて種類も豊富です。

 

フラットな壁(ベニヤ板・石膏ボード等)

※とにかく仕上がりの肌がキレイです

 

クロスや和室の壁

※凹凸に馴染みやすい

 

上記のローラーは塗料の飛散が少なく、仕上がりがキレイなもの。

他にも色んなローラーを試した結果、マイクロエース黒虎に落ち着きました。

 

ローラー用バケット

 

ローラーが入ればOKですが、できればネットを付けられるタイプを選びましょう

 

おすすめのローラーバケット

※上記のタイプは持ちやすく、長時間の作業でも疲れにくいです。

 

バケットカバーも販売されていますが、マスカーを使って養生すれば安くて抑えられます。

 

きれいに仕上げるための養生のコツ

 

チリは1〜2ミリがベスト。養生をバラしたときにペンキがめくれるのを防ぐためですね。

 

マスキングテープ チリ

マスキングテープ 隙間がゼロ

マスキングテープの貼り方を意識するだけで仕上がりは変わります。

 

チェックポイント

  • まっすぐ貼れているか
  • きちんと抑えているか
  • ゴミがかんでいないか

 

また、場所によってはマスカーを先に貼り、上からマスキングテープを貼ったほうが貼りやすい

 

マスカー マスキングテープ

 

けーぶる
養生に決まりはないので、周りが汚れない+チリ(ライン)キレイならOKです。

 

汚れた箇所への効果的な下処理方法

 

油汚れやヤニは塗る前にできる限り除去するのが効果的。

 

  • お湯+タオル
  • 紙ヤスリやたわし
  • ガラス用クリーナー

 

壁を傷つけない方法でなるべくきれいに掃除してください。白系の塗料を使うなら特に重要です。

 

水性塗料は汚れを抑える力が弱いので、汚れがひどい場合はヤニ止めシーラーの効果も期待できません。

 

汚れを抑える効果的な方法

特に黒ずみやヤニがひどい場合は「油性」のペンキを部分的に塗ると汚れが浮いてきません。

 

掃除→油性ペンキで補修→仕上げの塗料の順で試してみてください。

 

ヤニ止め効果の高い油性塗料

※油性なので取り扱いに十分注意してください

 

けーぶる
水性塗料では何回塗ってもおさまらないので注意。

 

塗りムラが出にくい基本的な塗り方

 

きれいに仕上げるには最低でも2回塗り。自分のさばける範囲で手早く塗りましょう。

 

手順 1:刷毛

刷毛塗り

 

手順 2:ローラー上塗り1回目

ローラー1回目

 

手順 2:ローラー上塗り2回目

ローラー2回目

 

ローラーのつなぎ目が同じだと、その場所だけ色が濃くなることがあります

また、つなぎ目を「人の目の高さ」からズラすと、もし色の差が出ていたとしてもわかりにくいです。

 

 

ローラーが含む塗料には限界があるので、ざっくりの大枠を決めたらその中でまた小さく塗ればOKです。

 

50センチくらいの範囲を集中して塗ると上手くいきますよ。小さいマスを重ねていくイメージ。

 

壁の材質にもよりますが、1回目は吸い込みが激しいので水で薄めると塗りやすいです。

 

1回目→水で10%くらい薄める

2回目→生ネタ(希釈なし)で塗る

 

2回目は吸い込みが少ない分、ローラーのすべりも良く塗りやすいので、2回目(もしくは3回目)は希釈なしでOK

 

けーぶる
1回目は乾きも早いので、塗り残しさえなければ色が透けていても気にせず塗っていきましょう。

 

壁の種類別に塗りかたのコツを解説

壁の種類別に塗りかたのコツを解説

 

ここからは壁の種類別に塗り方のコツを解説していきます。また、水性塗料でも換気は絶対しましょう。

 

クロスを塗るときのコツ

クロスを塗るときのコツ

 

クロスは基本的に簡単です。だいたい2回塗りでOKですね。

塗料がハジかないか試し塗りして、だいじょうぶならGO。

 

  • きれいに掃除する
  • 細かい部分を先に塗る
  • 塗りやすい塗料(希釈)で塗る

 

掃除するときは濡らしたタオルでもOKですが、アルコールやペイント薄め液で拭くと手アカも取れていい感じになります。

 

けーぶる
ただ、匂いが気になる場合は丁寧な水拭きで対処しましょう。

 

和室の壁を塗るときのコツ

和室の壁を塗るときのコツ

 

和室のザラザラした壁の場合も基本的な工程は同じです。

 

ただし、塗っている途中で壁のザラザラが取れてくるような場合は、塗る前にホウキなどで掃除してください。

 

また、木部は塗料が染み込むとかなり掃除しにくいので、マスキングテープが命です。

 

けーぶる
塗装する直前にマスキングテープを指でシュッと押さえてから塗ると、にじみも少なくなります。

 

モルタル(コンクリート)壁を塗るときのコツ

モルタル(コンクリート)壁を塗るときのコツ

 

モルタル壁はフラットな場合が多いので、ローラーのパターンが出ないように塗らないとキレイになりません

刷毛のスジも注意。

 

塗りにくい場合は希釈をして、1箇所に塗料がたまらないようにしましょう

 

下手にシーラーを塗るとツルツルして塗りにくくなることがあるので、理由がない限りはシーラーは不要です。

 

木材やベニヤ板を塗るときのコツ

木材やベニヤ板を塗るときのコツ

 

ベニヤ板は吸い込みが激しく、ガサガサになる可能性もあります。

 

ただ、最初から全部を紙ヤスリできれいにするのは大変なので下記の工程がおすすめ

 

  1. シーラー or 薄めた塗料を1回塗る
  2. 毛羽立ちがひどい部分を紙ヤスリで除去
  3. そこそこの仕上がりになれば塗装してOK

下地の状態にもよりますが、3回塗りでおさめるように塗るのが効果的。

 

多少の毛羽立ちは2回くらい塗り重ねていけば直ります。

 

けーぶる
ニスやオイルステンと違って、塗料の厚みがつくからキレイになりやすいんです。

 

室内におすすめの水性塗料ランキング5選

 

壁に適した塗料を5つ紹介。

ほとんどホームセンターに売っていない塗料だと思います。その中でもコスパの良いものをピックアップしました。

 

1位:水性ケンエース

  • F☆☆☆☆
  • VOC1%以下
  • 防カビ・防藻
  • ヤニ止め効果あり

※製品詳細:水性ケンエース

 

ケンエースは日本ペイントの人気塗料です。室内で使うのにも匂いが少なく、伸びもいいし塗りやすい。

 

価格もお手頃なので、それなりの面積を塗るのであればお買い得。室内で使うのなら基本的にシーラーがなくてもOKです。

 

けーぶる
迷ったら水性ケンエースを選べばOK!価格と性能のバランスがいいです。

 

2位:水性ビルデック

  • F ☆☆☆☆
  • 防カビ・防藻
  • 高い塗膜性能
  • 溶剤レベルのヤニ止め効果

製品詳細:水性ビルデック

 

水性ビルデックは大日本塗料の高品質な塗料。水性なのにヤニ止め効果、密着性能が高く信頼できる塗料です。

 

ただ、こびりついたヤニ、ひどい汚れやシミに対する効果は油性には勝てません。

 

塗料としての平均点が高いので、全体の汚れが気になるときに使うのがおすすめ。

 

3位:イマジンウォールペイント

  • F ☆☆☆☆
  • VOCゼロ
  • 200種類以上のカラー

製品詳細:イマジンウォールペイント

 

株式会社フィルが運営する「壁紙屋本舗」が壁紙用に開発した塗料です。

 

なんといっても塗料の種類が豊富なので、必ず好みの色を見つけることができます。

 

けーぶる
ちょっと価格が高いので、アクセントカラーを選ぶときに少量を購入するのがいいかも

 

4位:SKクロスフレッシュ

  • F ☆☆☆☆
  • 高い隠ぺい性
  • TVOC 1%未満

商品詳細:SKクロスフレッシュ

 

SKクロスフレッシュはエスケー化研が販売するクロスの塗り替え専用の塗料。

 

厚塗りできるので、クロスのつなぎ目が目立たなくなります。

 

20kg入なので、他の塗料よりもちょっとお買い得ですね。

 

5位:セラミフレッシュIN

  • F ☆☆☆☆
  • TVOC 1%未満
  • 抗菌・防カビ
  • 汚れが拭き取れる

製品詳細:セラミフレッシュIN

 

セラミフレッシュINはエスケー化研の塗料。汚れに強く、掃除もしやすいので住宅の壁には最適です。

 

ただ、シーラーが必要なので手間と材料費が余計にかかる分、評価を下げました。性能は抜群なんですけどね。

 

けーぶる
塗料の効果は高いので、部屋をキレイに保つならこれ!

 

おすすめのシーラー

※クロスの場合は必ず「ホワイト」を選んでください

 

このシーラーもわりと万能なので、使う機会は多いです。

 

室内の壁に使える補修テクニックを紹介

室内の壁に使える補修テクニックを紹介

 

自分で補修をできると仕上がりのレベルをアップできます。

 

傷や凹みひび割れへの対処法

 

部屋の入隅などのひび割れはコーキング、何かがぶつかった凹みはパテを使いましょう。

 

  • コーキング→壁の歪みにも対応
  • パテ→基本的に動かない場所に

 

ひび割れにパテを使うと、年数が経つと割れてしまうことがあります。

 

おすすめのコーキング

※薄く塗るとキレイになります

 

おすすめのパテ

※あまり厚く盛れません

 

深くて大きい穴用

※下塗り用のパテ

 

壁は住宅の歪みなどで伸び縮みするので、症状に合わせて補修材を選びましょう。

 

穴が空いている箇所はパテ or 部分補修

 

穴はパテで埋めることができますが、裏に支えがない場合は振動に弱く、割れや剥がれの原因になります。

 

その場合は部分的に張り替えるのが効果的です。

 

モルタル壁などは難しいかもしれませんが、クロスだったら穴を埋めるよりも早くて確実。

 

けーぶる
ただし、テクニックが必要なので、面倒な人はパテで無理やり埋めるか、飾りをつけてごまかしましょう

 

傷みがひどい場合はワンポイントで張り替え

 

補修箇所が多くて時間がかかるなら、いっそ部分的に別の素材でアクセントにするのもあり

 

  • 部分的に木の板を貼る
  • 違う柄のクロスを貼る
  • 黒板などを取り付ける

 

補修でキレイにするのはあ限界があります。発想を変えてアレンジするのも楽しいですよ。

 

クロスの上に貼れる、賃貸でもOKな壁紙も簡単でおもしろいです。

 

まとめ:室内の壁を塗装するのはコツを掴めばDIYが楽しい

 

それではまとめです。

 

壁をDIYで塗るのは簡単ですが、ちょっとしたポイントを抑えるだけで仕上がりがさらにUPします。

 

  1. 塗料選び
  2. 道具選び
  3. 養生のコツ
  4. 下処理方法
  5. 基本的な塗り方

シンプルですが上記を実践するだけで、仕上がりはプロ並に近づきます。

 

プロの技術はちょっとした工夫から生まれるものなので、基本的な技術というのはそこまで差がありません。

 

もちろん経験の差はあるかもしれませんが、どれだけ基本的なことができているかが重要です。

 

塗装をキレイにするために大切なことは「乾く前に塗ること」なので、どれだけ塗りやすい環境を作れるかが勝負。

 

  • 使いやすい道具
  • 状況に合わせた塗料
  • 塗るのに集中できる養生

 

この記事で紹介した内容は上記を達成するためのもの。

 

誰でも真似できるような簡単なものですが、実践するだけで仕上がりは変わります。

 

けーぶる
ぜひ試してみてください!

 

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