- 現場仕事はきついっていうけど実際のところはどうなの?
- 将来性も気になるし自分に合っている仕事は見つかるのか不安
- 実際に働いている人も多いしホントにきついだけなのかな?
現場仕事は体力的にきついのは事実ですが、やりようによっては稼げる「専門職」です。
僕も実際に現場仕事を15年していますが、営業が向かなかったとか、工場で働きたくなかったって人もけっこう楽しく働いていましたよ。
終身雇用が崩壊し始めたからこそ、職人として技術を身につけるのも1つの方法ではないでしょうか。

体力的にはきついけど、毎日つまらない仕事をするよりは100倍マシ。これが僕の結論です。

現場仕事がきついと言われている5つの理由

現場仕事できついと言われる1番の理由は、体力勝負なところですね。また、世間で騒がれているブラック的な部分は、建設業界でもあります。
基本的に体力勝負
職種によって違いはありますが、体力勝負であることは間違いないです。
中には、ずっと下っ端の仕事させられる人もいます。どんな会社でも「仕事のできない人」はいるので、そういった人は管理する側に回れません。
現場で働く以外のことができない人は、一生きつい労働のするのが現実です。
外の作業がメイン
屋外の作業しかない職種は、常に直射日光を浴びたり、雨に打たれたりしながら作業しなければいけません。
- 土木作業員
- 鉄筋工
- 鳶(とび)
- 瓦屋
- 造園業
- 型枠大工
他にもあるかもしれませんが、ざっとこんな感じですかね。 夏場のうだるような暑さと、冬の痛いくらいの寒さは、どんなに経験のある人でもきついです。

外にしか仕事がないっていうのはやはりきついです。
命を落とす危険性がある
高所作業や重機を使っての作業には、命を落とす危険性があります。
- 建設業=死亡率が高い
- 多い原因→墜落・転落
足場などの、高所での作業には特に注意しなければいけません。ケガに関しては製造業が多いのですが、死亡者が多いのは建設業です。
詳しくは 厚生労働省ホームページ をご覧ください。
基本的に朝が早い
基本的に現場は8時からスタートするので、出社時間は現場によって変わることが多いです。
ゼネコンや公共事業などの現場は、時間にキッチリしていますが、一般住宅の現場は時間に関する決まりはゆるいので、けっこう楽です。
管理された現場は、会社に出勤するかのように朝が始まります。
ガラの悪い人が多い
最近は減ったかもしれませんが、基本的にガラの悪い人が多いような感じですね。
働いている人の学歴が中卒~高卒がメインだから仕方がないかもしれません。
大卒がメインの一般的な企業と違うのは当たり前ですよね。ただし、よく聞くブラック企業によくある陰湿な嫌がらせは少ない感じがします。
こちらの【経験談】職人に向いていない?辞めたいと思うのは職場が悪いでも解説しています。
現場仕事を経験して感じた良いところ

評判があまり良くない現場仕事ですが、わりと自由なところもあります。 仕事(作業内容)のストレスは少ないように思います。
学歴に関係なく評価される
学歴よりも実力が評価されるので、わかりやすい業界です。ちょっと古臭い業界ばかりですが、年齢に関係なく上に立つこともできます。
- 実力→仕事をこなす力
- 根性→辛さを耐える力
- 愛嬌→可愛がられる力
変なしがらみが嫌いな人が多くシンプルです。 ただし、大きな企業やハウスメーカーになると昔ながらの決まりが多いので、「The会社」といった感じがします。
仕事を覚えれば楽になる
現場仕事を一生続けるのは無理って思ってる人が多いみたいですが、自分次第で変われます。
そのためには、仕事を教える側、管理する側になりましょう。
現場が好きなタイプと、人を上手く育てる人は違います。選手でいるか、コーチになるかはある程度の「資質」が必要ですが、努力で変われます。
現場を任されたらわりと自由
現場を任されるようになれば自分の段取りで動けるので、仕事に対するモチベーションが違います。
仕事を覚えるというよりは、現場を読める人になりましょう。
現場を読めて段取りができれば、自分ができない作業でも人を使いながら現場をこなせます。
現場仕事の将来性を経験で解説

楽しく働けている人でも、ただの作業員として終わってしまうことがあります。

そうならないように、これからの時代を考えなければいけません。
技術も大切だけど資格がないと一生作業員
技術だけで乗り切るのは限界があり、職種も限定されてしまいます。
技術で稼ぐなら「一般住宅」をメインにした、資格が不要な職種を選ぶといいでしょう。
一般住宅の個人客をとれるような職種なら、技術だけでもいけます。
- 大工
- 瓦
- コーキング
- 塗装
- 板金
などが考えられます。これらの職種は、一般住宅をメインで仕事している会社が多いです。
資格がなければできない現場仕事
持っているだけで食べていける資格が望ましいです。
例えば、各職種の施工管理技士があれば、現場作業員を卒業できる可能性が高くなります。
その資格を持っている人が現場にいないといけない、専門的な資格がいいかもしれませんね。
- 電気工事士
- 電気主任技術者
- 施工管理技士(各種)
- 設計士
2級でも仕事はできるので、ずっと作業員はきついって人は、働きながら試験にチャレンジしてみましょう。
若い人が減っているからチャンスでもある
現場仕事をする若い世代が減っているのは、競合が少ないのでチャンスでもあります。
- ライバルが少ない
- 高齢の会社は減る
- 需要は無くならない
特に住宅のリフォームは、必ず必要になってきます。
さすがにロボットが住宅を直しにくる時代はまだ先のはずですよね。
需要はあるけどライバル少ないのはチャンスです。自分が仕事を受注する立場になれば、職人を集めるだけでも稼げますね。
働く職種よりも自分の立場を変える必要がある
正直どんな職種でも、自分が上の立場に立つことができなければ、仕事がきついは変わりません。
いかに稼げるようになるかを考える必要があります。
- 需要がある職種
- 資格が必要ない
- 設備費用が安い
こういった考えで職種を選ぶのもいいかもしれません。
好きな仕事ならOKという人でも、稼げなくて嫌いになることもあります。 自分がどういう立場になれるかの方が重要です。
自分に合った現場仕事を見つけるための4つのポイント

ここまでのまとめ的な部分です。
おさらいしながら自分にあった現場仕事を見つけましょう。
ポイント.1:嫌いじゃない仕事を選ぶ
まず基準として嫌いじゃない仕事を選びましょう。
初めの下積み期間を耐えられるくらいの気持ちは必要です。
稼ぐことだけを考えていると、モチベーションが続かなくなります。自分の嫌いな仕事で稼げるようになっても、伸び悩むことが多いです。

多少きつくても踏ん張れる仕事にしておきましょう。
ポイント.2:将来独立しやすい職種を選ぶ
作業員では、稼げるレベルにも限界があります。
- 大工→数百万
- 瓦瓦→数百万
- 塗装→数百万
- 板金→数百万
- シーリング→数十万
数千万かかるような設備が必要ない仕事を基準に選びました。
規模が大きければ、かかることもありますが余程の大人数でない限りは設備投資は低く抑えられます。
ポイント.3:年齢層が高い職場を選ぶ
おっちゃんだらけの職場への就職は、若者におすすめします。
一般的な企業の老害みたいイメージの年配者は少ないです。
仕事は厳しいですが、気のいい人が多く可愛がってくれます。 たまに嫌な奴もいますが、大体嫌われているので上手く付き合って生きましょう。
ポイント.4:体力的にきつくない仕事を選ぶ
現場仕事の中でもきつくない仕事を選びましょう。
- 重機の免許があれば楽
- 現場が外だけではない
- 高所作業しなくていい
特に危険な仕事を避けたい人は、免許をとって重機のオペレーターという手段もあります。
重機→土木や解体がありますし、内部→内装屋なら室内の作業がメインです。
どちらも高所作業はあまりないので、墜落などの危険は少し下がります。
現場仕事に向いていないと感じたら他の仕事も視野に入れよう

ここまで読んで頂いて、現場仕事が向いていないと感じた人もいるかと思います。 あくまでも選択肢の1つとして考えておけばだいじょうぶです。
自分に向いてる仕事がわからない人へ
今の仕事に不満があるけど、やりたい仕事が見つからないときは、自分を客観的に分析してみるのもいいかもしれません。
- 何かをコツコツを続けるのが得意かもしれない
- 前にやっていたバイト経験が活かせないかな?
- 人に言われたことがあるあなたの長所は?
今は自信がない時期なのかもしれません。自分だけの力ではどうにもならないこともあるので、思いつめてもしんどいだけです。
焦って決めなくてもなんとかなる
自分にあった仕事が見つからないといって、焦らなくてもいいんじゃないですかね。若いうちは特に、ダラダラするのも経験かなと思っています。
- 気になる仕事がないのは仕方ない
- 若いうちはチャンスがたくさんある
- みんなと一緒のことをする必要はない
無理に仕事を決めても成長しないことが多いように感じます。ちょっと楽に考えるのもアリかなというのが本音です。
自分が知らない仕事もたくさんある
中にはおそらく、現場仕事しか選べないという状況の人もいるかもしれませんね。過去の自分もそんな感じでしたが、仕事の種類を知らないだけってこともあります。
「できない」じゃなくて「知らない」ものはどうしようもありません。
知らない=なかなか動けないですからね。
何か変わろうとするときは大きなストレスになります。しかし、やらないで後悔するのだけは辞めにしましょう。
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まとめ:現場仕事は将来を考えて決めよう
現場仕事のほとんどは体力的にきつく、ずっと働き続けるのは大変になります。自分の将来を考えるのなら、ただの作業員を卒業できる職種を選びましょう。
- 独立しやすい職種
- 資格・環境で選ぶ
- お金を稼げる資格
嫌いじゃない仕事を選ぶことで、下積み期間も耐えられるはずです。今の時代は、大手企業に就職しても安泰ではなくなりました。
今のあなたにできることに少しだけ挑戦していきましょう。

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