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DIYでコンクリート床を塗装するのは危険【解決策を提案】

DIYでコンクリート床を塗装するのは危険【解決策を提案】

知りたい人
コンクリートの床を塗装したいんだけど、どんな風に塗ればいいのかな?
  • どんな塗料を使うべき?
  • 下地処理はどうすればいいの?
  • 穴埋めや補修とかはどうすればいい?

この記事ではコンクリート床の正しい塗り方、おすすめの塗料を紹介します。

けーぶる
僕が建築の塗装工として働いていたときに実際にやっていた方法。塗料も実績があるものです。

床は塗りやすく、けっこうナメてしまうんですが(僕がそうだった)きちんと工法を守らないと間違いなく剥がれる

というかきちんとやっても剥がれる可能性が高いです。

なので、屋外の床を塗るのはおすすめしません。おそらくほぼ100%失敗します

おすすめの場所

  1. 屋内ガレージ
  2. 玄関・勝手口
  3. ベランダ(屋根付き)

屋内とはいえ床を塗るときは、しっかり注意点を理解してからおこなってくださいね。

DIYでコンクリート床を塗装する場合は水性塗料がおすすめ

DIYでコンクリート床を塗装する場合は水性塗料がおすすめ

コンクリート床を塗るなら水性の塗料を選びましょう。また、ホームセンターの塗料はやめてください。

溶剤(油性)は危険なうえに乾きが遅い

ホームセンターに売られている溶剤系の塗料は乾きが遅く、思ったように作業が進みません。

湿気との相性も悪いうえに、塗っている最中に問題が起きたら最悪です。ゴミも付きやすいですしね。

また、風通しの悪い場所だと防毒マスクがないとマジできつい。というか危険だからやめてください。

安価な塗料を使うと剥がれが起きやすい

手頃な価格の塗料はそれなりの性能です。床にはおすすめできません。

天井や壁と違って床は特に耐久性が求められます。人が歩く場所ですし、水で洗ったりもしますからね。

けーぶる
基本的には床用の塗料の価格は高めだと思っておきましょう。

DIYで使うなら「薄膜タイプ」の塗料を推奨

床用の塗料には「薄膜(うすまく)」と「厚膜(あつまく)」があり、工場や店舗で使われているのは厚膜タイプです。

厚膜タイプは強度も高いのですが、塗るのにコテを使うことも多く初心者には向いていません

とはいえ、薄膜でも必要な性能は揃っているので、DIYには十分ですよ。

水性コンクリート用塗料「床水樹」の塗り方を解説

  • 塗りやすい
  • 汚れに強い
  • 耐久性が高い

※屋内専用の塗料です

ここで紹介するのは「大同塗料」の床水樹という塗料。新設(新しいコンクリート)と塗替えにも対応しています。

なにより水性なので塗りやすい。しかもちゃんと乾いてくれる(20℃以上)ので作業もスムーズです。

必要な塗装道具

  1. 水性刷毛
  2. ローラー
  3. ローラーバケット
  4. 養生(適量でOK)
  5. パテベラ(補修があれば)
  6. 水洗い道具(高圧洗浄機など)

特にこれじゃないとダメっていう道具はないので、おすすめのローラーだけのせておきます。

マイクロエース

※シーラーと使いまわしてもOKです

水洗い(高圧洗浄)

水洗い(高圧洗浄)

塗り替えの場合は水洗い、できるなら高圧洗浄で汚れをキレイにしましょう。

特に油汚れは厄介なので、汚れがひどい部分はアルコールや洗剤などを使ってキレイに除去してください。

これ重要なんですが、コンクリートを新しく打設した場合は乾燥に4週間以上は必要です。

けーぶる
塗り替えの場合でも2日は乾燥させましょう。

下地処理・ケレン

下地処理・ケレン

新設のコンクリートは基本的に下地処理はいりません。

塗り替えの場合

  • 剥がれはすべて除去
  • 床全体をペーパーがけ(#100〜180)
  • 補修箇所があればパテ埋め

もし剥がれかけている古い塗膜があればスクレーパーなどで剥がしてください。

そのあとで密着性を高めるために#100〜180くらいの紙ヤスリでペーパーがけ。

気になる段差や穴があればパテ埋めで処理しましょう。

おすすめのパテ

※ペーパーで砥げます 

けーぶる
この工程が1番重要なので丁寧にやっていきましょう!

下塗り;水系プライマーC

下塗り

大同塗料:水系プライマーC(4Kg)

  • 新設のコンクリート:無希釈
  • 塗り替えの場合:水で2倍に薄める
  • 下塗り乾燥時間:20℃以上で4時間〜

周りを養生したあとに際を刷毛塗り、全体をローラーで塗装します。

もし吸い込みが激しい箇所があれば、たっぷり吸い込ませて塗装してください。

けーぶる
新設のコンクリートの場合は濡れ色になればOK!

上塗り:2回塗り

上塗り2回

  • 塗り重ね時間:20℃以上で2時間
  • 歩行可能時間:20℃以上で4時間
  • 希釈率:水道水で5〜10%が目安

希釈しなくてもわりと塗りやすいので、まずは刷毛塗りで試し塗りしてみてください。

もし塗りにくければ希釈しましょう。 床水樹は薄膜タイプなので、ゴテゴテに塗るのはNG。

ローラーのパターンが出ない程度にたっぷり塗ればOK。 こすりつけるように塗るのはダメです。

1回目の塗装が終わって2時間たったら触ってみてください。

ここでベトベトしない状態なら2回目を塗装してもだいじょうぶです。

2回目の塗装が終わって4時間以上(20℃以上)となっていますが、一晩、もしくは24時間は上に乗らないようにしましょう

けーぶる
艶消しの場合は、艶がひけてくるので見た目でもわかりやすいです。

コンクリート床を塗るときの注意点

コンクリート床を塗るときの注意点

コンクリート床を塗るのは簡単そうですが、意外とめんどくさくて難しいんですよ。

DIYでコンクリートを塗るのは難しい

  • 下地の状態を見極める
  • 適切な下地処理をする
  • 状況を見て手早く塗る

塗る前の段階で仕上がりほぼが決まります。

なんとなく塗料を選んだり、下地処理をしなかったりすると大抵は剥がれてきます。

特に注意したいのが床の温度と気温のギャップ。寒い時期は思ったよりも乾かないってことがよくあります。

新設のコンクリートは十分に乾燥させる

新設のコンクリートは4週間以上の乾燥が必要です。

水分が抜けるまでに時間がかかるので、中途半端な乾燥時間だと、剥がれや密着不良の原因になります。

けーぶる
特に冬場は十分に時間を置いてください。

塗替えの場合は塗装できない場合もある

塗り替えの場合は、「もともとなんの塗料が使ってあるか」で使える塗装も変わります。

固くて剥がれる危険性があるなら、密着性を高めるために下地をペーパーで足付けしたり、ダメな部分を削ったりして調整します。

何でもいいからシーラー入れて塗ればOKというものではありません。

けーぶる
ここに関しては経験と知識で解決するしかないので、不安な人はプロに依頼するしましょう。

まとめ:DIYでコンクリートを塗装するのは限界がある

それではまとめです。

DIYでコンクリートの床を塗るなら、水性塗料がおすすめ。ただし、ホームセンターの塗料は避けましょう。

また、屋外の床はトラブルが多いのであまり塗装はおすすめできません。

おすすめの場所

  1. 屋内ガレージ
  2. 玄関・勝手口
  3. ベランダ(屋根付き)

上記の場所でも、しっかり下地処理をしないと高確率で剥がれます。 特に汚れの除去、乾燥時間を守って作業を進めましょう

当サイトと同じように、外壁塗装の元プロが運営しているサイト『元プロが教える「外壁塗装」の真実』でも塗装について分かりやすく解説しています。

けーぶる
ちょっと自信がないなぁという人は、一度プロに見てもらうことをおすすめします。

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