もはや外仕事の夏には必須の空調服ですが、どれを選ベばいいか悩みますよね。
- どれも変わらないでしょ?
- とりあえず安いものでいいか
- わかんないしテキトーに買おう
結論、空調服は目的に合った性能のものを選ばないと失敗します。
僕も初めはホームセンターの安い空調服を買ったんですが、性能が低くてすぐに使わなくなったんですよ。それでも8,000円くらいしたので、ほんと無駄な買い物をしました。
誤解のないように言っておくと、趣味や散歩レベルで使うならなんでもOKです。それこそホームセンターの空調服でも十分でしょう。
ただ、仕事で使うなら妥協してはいけません。性能が全く違うんですよ。
この記事では空調服の選び方、おすすめの商品を紹介します。
地獄のような夏を体験している職人がガチで選んだものです。参考にしてみてください。
他にも空調服とセットで持っておきたいアイテムもピックアップしました。
失敗しない空調服の選び方|失敗しない3つのポイント
- 価格の安いものを買わない
- 小さいサイズは避ける
- 作業に合ったタイプを選ぶ
僕が重視するのは上記3つ。それぞれ詳しく解説していきます。
①価格の安いものを買わない
ホームセンターでも売っている手頃な価格の空調服はおすすめしません。
価格帯で言うと、空調服のセットで2万円程度。このクラスの空調服がおすすめです。
セットというのは以下の3つのことですね。基本的にバラバラで売っていることが多いため、それぞれ購入する必要があります。
空調服セット | 参考価格 |
---|---|
バッテリー | 8,000円〜 |
ファン | 4,000円〜 |
ジャケット | 3,000円〜 |
少し高いと感じるかもしれませんが、これくらいのクラスじゃないと風量が弱いし、デザインやバッテリー持ちも今ひとつ。
安いものだとセットで5,000円〜でありますが、やはり価格なりの性能と言うしかありません。
まさに「安物買いの銭失い」になりかねないので、予算は2万円ほどみておいたほうが間違いないでしょう。
②小さいサイズは避ける
空調服のサイズは少しゆとりのあるタイプを選びましょう。
というのも、空調服はファンで風を送って体を冷やす仕組みになっているため、ジャストフィット過ぎると風が回りにくいんですよね。
とはいえ下に着るのは基本的に薄手のインナーだけなので、普段から「楽に着られるサイズ」であれば問題ないでしょう。
僕はインナーがLサイズなので、空調服はワンサイズ上のLL、もしくはXLを選んでいます。
③作業に合ったタイプを選ぶ
あなたに合った空調服のタイプを選んでください。
僕は動きやすさを重視して「ベスト」を選んでいますが、袖があるほうが体を冷やす効果も高いです。
タイプ | メリット | デメリット |
---|---|---|
長袖 | 上半身を全て冷やせるから涼しい | ジャケット全体が膨らみやすく動きにくい |
半袖 | 二の腕まで冷やせて動きやすい | 袖があるため少し邪魔に感じることがある |
ベスト | 袖がないから動きやすい | 肩から先が全く冷やされない |
動きやすさを重視するなら半袖かベスト、冷却力に全振りするなら長袖タイプですね。
あと個人的にはフード付きをおすすめします。首元の直射日光はダメージが大きいので、フードをかぶって風を送ると楽になりますよ。
カッパのフードとは違い耳元がメッシュになっているため、そこまで邪魔に感じないでしょう。
仕事に合った空調服を選べば、作業もしやすくなりますよ。
プロがガチで選んだおすすめの空調服
- ウインドコア(ワークマン)
- エアークラフト(BURTLE)
- カミカゼ(山真製鋸)
上記3つがおすすめです。ネットでも購入できるし、作業服屋でも購入できるので好きなところで購入してください。
ちなみに僕は、ワークマンで売っている「ウインドコア」を使っています。
ウインドコア:ワークマン
内容 | 詳細 |
---|---|
型式 | WZ3700 |
バッテリー容量 | 6,700mAh |
充電時間 | 約5時間 |
稼働時間 (強さ4段階) | 電圧15V:約3時間 電圧13V:約4時間 電圧10V:約7時間 電圧8V:約15時間 |
参考セット価格 | 約1.5万円〜 (ジャケット、バッテリー、ファン) |
ウインドコアはワークマンで売っている空調服ですね。
これは僕も使っているもので、屋根の上での作業には必須アイテムになりました。
ちなみにフード付きのベストを使っていますが、ファンの強さやバッテリーにも満足しています。
バッテリー持ちはというと、風量「2」なら1日、最強の「4」にしたら半日ほどですね。中間の「2」でも十分涼しさを感じられまう。
個人的にはこれがおすすめです!
エアークラフト:BURTLE
内容 | 詳細 |
---|---|
型式 | AC300 |
バッテリー容量 | 3,350mAh |
充電時間 | 約3.5時間 |
稼働時間 (強さ4段階) | 電圧17V:1時間+12V(約5時間) 電圧12V:約7.5時間 電圧9V:約15時間 電圧6V:約30時間 |
参考セット価格 | 約2.1万円〜 (ジャケット、バッテリー、ファン) |
エアークラフトは作業服メーカーのBURTLEが販売している空調服ですね。
作業服屋で試着しましたがジャケットのデザインもかっこいいし、京セラ製のバッテリーで風量もばっちりです。
ただ少し価格が高かったので、購入は諦めました。
予算に余裕がある人にはおすすめです。
バッテリー / ファンセット
専用ジャケット
カミカゼ:山真製鋸
内容 | 詳細 |
---|---|
型式 | KBTH-12-6400RC |
バッテリー容量 | 6,400mAh |
充電時間 | 約7時間 |
稼働時間 (強さ3段階) | 強:約4時間 中:約8時間 弱:約14時間 |
参考セット価格 | 約1.6万円〜 (ジャケット、バッテリー、ファン、リモコン) |
神風(カミカゼ)は山真製鋸が販売している空調服です。
リモコンで操作できるのが1番のメリットじゃないでしょうか。
一般的な空調服はバッテリー側で風量を変更するため、着ているときの操作ってめんどくさいんですよね。そのデメリットが解消されます。
性能や価格も問題ありませんが、デザインが好みじゃなかったので購入しませんでした。
使いやすさを重視するならこれですね。
空調服セット
空調服とセットで持っておきたい夏のアイテム
- 冷感インナー
- ハーフパンツ(インナーセット)
- 冷感タオル・キャップ
空調服の効果をさらにアップさせるアイテムを紹介します。
冷感インナー
冷感インナーを着ていれば空調服の効果が格段にアップします。
よく着ているのは、バートルの長袖インナーですね。着心地もいいですし、汗をかいている状態で空調服の風を浴びると効率よく冷やしてくれます。
長袖なら肌に直接日光が当たらないため、半袖を着ている状態より涼しくなりますよ。
夏はもう手放せません。直射日光とかもう無理です。
ハーフパンツ(インナーセット)
真夏は作業ズボンではなく、ハーフパンツ+冷感スパッツの組み合わせがおすすめです。
デニムやカーゴパンツなど、いろんな素材があるので好みのタイプを見つけられるはずです。
ハーフパンツの裾から風が入るため、汗をかいても快適なんですよ。しかし職種によっては「安全面」に不安があるかもしれないので、着るかどうかは自己判断でお願いします。
ワークマンなら、スパッツとハーフパンツがセットになっているタイプもあるので、選ぶのが面倒な人にはおすすめですね。
冷感キャップ
冷感素材のタオルやキャップも外せないアイテムです。
タオルなら首に巻いて使えますし、キャップなら帽子やヘルメットの下につけておけば快適になりますよ。
個人的におすすめなのは、首まで隠せるタイプの冷感キャップですね。
後頭部や首に直射日光が当たるのを防げますし、フード付きの空調服との相性も抜群です。
空調服で夏の暑さを乗り切ろう
夏の現場を少しでも快適にするためには空調服が必須です。
しっかりしたものだと価格も高くなりますが、絶対に仕事を快適にしてくれるので妥協せずに購入してください。
近年の夏の暑さは以上ですし、使っていない人にはマジで空調服をおすすめします。使い始めるとやめられなくなりますよ。
- ウインドコア(ワークマン)
- エアークラフト(BURTLE)
- カミカゼ(山真製鋸)
どれを買っても間違いないのでデザインや価格を比べて決めてください。
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