今回は現場でよく使っていた「マスカー」の活用術を紹介します。
塗装というのは消耗品がとても多いです。洗って使うものもありますが、ローラーは基本的には使い捨て。
バケットは何回も使えるので汚れないように専用のカバーがあります。そんなに高いものではないんですが、使い捨ては少しもったいない。
でも洗うのも結構手間。めんどくさい、、、
そんなときは、マスカーを使えばバケットが汚れないように養生ができますよ!
マスカーを使うメリット
- 安い
- 簡単にできる
- 捨てるのも楽
職人のローテク。画像多め、文章少なめの記事になっております。
マスカーを使ったバケットの養生方法
用意するもの
- バケット(サイズはどれでもOK)
- ローラー用ネット
- マスカー(550がオススメ)
- ガムテープ(マスキングテープでもなんとかOK)
- カッターまたはハサミ
ホームセンターでも手に入るので、是非。
まずはローラー用ネットの養生
まずはネットを裏返しにして、、、
マスカーを貼っていきます。
こんな感じで、グルグルっと…まわしながら、、、
一周させてカッター切ります。重ねは余裕もってくださいね。
余分な分は切ってもいいですが、面倒なので巻いてきます。
こんな感じで中に塗料が入らないように閉じます。裏側なので、閉じてさえあれば見た目はどんなのでもOK。
上の部分もガムテープで閉じます。
表はこんな感じ
完成!慣れたら簡単のできます。
バケット本体の養生
こんな感じでガムテープを両面テープみたいにします。
丸めたガムテープをバケットの底、四隅にはりつけてください。
次はマスカーを貼っていきます。バケットの向きに注意してください。
バケットの左右に30~40センチくらいはみ出した長さに切りましょう。短いと全体を覆えなくなります。
ゆっくり、やぶけないようにマスカーを広げます。
そして中に織り込むようにガムテープに貼り付けていきます。
無理に引っ張らずゆとりをもって貼るようにしてください。ここで「浮き」があると使っているときに破けてしまいます。
こんな感じで四隅を止めたらOK!少し雑ですが笑
次は外にはみ出した余分なナイロンを止めていくのですが、ここでも無理に引っ張らず、手で押さえて「浮き」がないように止めていきます。
こんな感じで、、、
周りをグルグルっと、、、
止めたら、、、雑ですね笑
完成!たくさんとめると、バラすのが大変なので最小限で大丈夫です。
ネットを付けるとこんな感じです。
ネットの留め具の部分にガムテープが来ないように注意しましょう。無理にはめると破損する恐れがあります。
使い終わった後は逆の手順でばらしていき、画像の状態にすれば、手を汚さずにバラせます。ちなみにこの最後に破ける事が多いので注意しましょう。
【おまけ】マスカーでゴミ袋を作る
マスカーを広げて、、、
折り返して、、、
片方をガムテープで止めたら、、、
完成!
以上、マスカーの活用術でした。
バケットカバーは1枚130円程度で買えますが、仕事で毎日使うと結構な量を使うので、節約のための職人のローテクです。
マスカーなら100センチ程で済むし、気兼ねなく使い捨てできます。
是非お試しください。