- 塗装屋の仕事内容が知りたい
- 給料はどのくらい?必要な資格はある?
- どうやったら稼げるようになるの?
塗装屋の1日は毎日いろんな変化があり、なかなか飽きさせない内容になっています。
この記事は5年間の塗装経験(建築)をもとに解説していきます。
もし毎日同じ作業の繰り返しで「飽きた」と感じているなら、塗装の仕事は面白く感じるかもしれませんよ。
学歴は関係なく、下手な工場勤務よりは稼げる職種です。中卒でも年収500万くらいなら狙えます。

僕は1日15,000円もらっていました。
建築塗装工の仕事内容とは?

現場仕事なので、毎日現場まで車での移動です。1つの現場の平均滞在期間は1週間で、短いものだと半日で終わったりもします。
建築塗装の仕事で多いのは「住宅の塗り替え工事」です。
足場の上での作業なので、危険な作業が多いです。特に夏場はきつく、体力のない人は厳しいかもしれません。
塗装職人の1日のスケジュール
実際に働いていた1日の流れを紹介します。
時間 | 内容 |
---|---|
6:30~ | 出勤(会社到着) |
8:00~10:00 | 作業(現場到着) |
10:00~10:30 | 休憩 |
10:30~12:00 | 作業 |
12:00~13:00 | 昼休憩 |
13:00~15:00 | 作業 |
15:00~15:30 | 休憩 |
15:30~18:00 | 作業(片付け) |
朝の出勤時間と、片付けの時間は現場によって変わります。だいたい片付けも含めて18時くらいに現場を出るような感じが多かったです。
朝が苦手な人は、慣れるまでは大変かも知れません。通勤や移動時間も入れると「拘束時間」は長めですね。
外装や内装まで幅広く仕事する
塗装工は外壁の色塗り替えや、内装の壁や建具など幅広く塗装します。メインにしている仕事は会社によって違うものの、一般住宅やアパートが主な現場です。
外壁の塗り替え工事になると、1つの現場にいる期間はだいたい1週間~2週間です。
マンションの塗り替えや、ゼネコンの大きな現場に入らないかぎりは滞在期間は短くなります。
毎日違う現場で作業内容が変わることも
毎日似たような作業ですが、現場や塗る物、扱う塗料が違うので、飽きっぽい人にはいい刺激になるでしょう。
単純作業のように見えますが、全体の流れを見ながら段取りを考えるので、柔軟な対応が求められます。
天候の影響を受けるので、常に変化し続ける環境に慣れるのは大変かもしれませんね。

いろんな作業内容があるので、毎日違う現場へ行くこともありますよ。

塗装工の年収は実力次第で大きく変わる

僕が働いた会社は、25才のとき未経験だったのですが、年収は360万くらいでした。
働いてみた印象としては「若いうちからそれなりに稼げる」って感じですかね。

下手な工場勤務よりは早い段階で稼げると思います。
塗装屋の給料は技術次第でアップ
僕が働いたのは25才と遅めですが、10代の頃からの働いている人たちは20代にはバリバリの職人。
何年働いたから昇給というよりも、「できる仕事が増える」と給料が上がります。日給月給が一般的ですね。
- 経験:1年~⇒1日=8,000円~10,000円
- 経験:5年~⇒1日=10,000円~15,000円
- 経験:10年~⇒1日=15,000円~18,000円
ざっくりですが、年収でいうと、230万~500万円くらいですね。年齢=高給取りではないので、若いうちから頑張って働けば「同年代」より稼ぐチャンスもあります。
冬に仕事がない塗装屋は年収がダウン
冬の建築業界は仕事が減ります。ゼロにはならないですが、会社によっては「冬期間の失業保険」の手続きをするところもありますね。
雪の降る地域の塗装屋は休みになることが多いですね。収入が減る可能性が高いので、冬にお金をとっておく必要があります。
ココに関しては、冬の仕事がどうなるかを会社選びのときによく考えて調べておきましょう。
- 対策.1:冬も仕事がある会社に勤める
- 対策.2:暇を有効活用して副業
冬だけ「副業」や「バイト」に使うのもあり。ただし失業保険が適応される場合は、バイトの収入を申告しないと罰せられるので注意です。
建築塗装工になるために必要な資格
塗装作業に関しては特に資格は必要なく、基本的に誰でも塗装できます。
- 1級、2級塗装技能士
- 有機溶剤作業主任者
- 職長・安全衛生責任者
- 高所作業車運転技能
- 足場の組立て作業主任者
とはいっても資格を持っていると「優遇」されることもあるので、持っていて損はありません。

資格を取らせてくれる会社を選ぶのが賢いです。
資格よりも経験のほうが評価される
僕も技能資格を持っていますが、持っていても技術がアップするわけではないので、おまけ程度考えてください。
資格より経験の方が大事です。ハッタリはきくかもしれませんが、同じ職人から評価されるわけではありません。
それよりも「足場の組立て」など、現場で役立つ資格を取りましょう。
大きい現場に入るときは記入することもあるので、高所作業車などの資格は優先して取っておきたいですね。

年収を高くする方法はある?
塗装屋として年収を高くする方法は2つしかありません。
- きちんとした会社を選ぶ
- 独立して起業する
どちらにせよ初めに働く会社選びに失敗すると、何もかもが上手くいきません。スタートが肝心なので、慎重に選んでください。

まとめ:塗装屋は年齢や学歴ではなく「経験」で稼げる職業
建築塗装は若いうちから稼ぐチャンスがあるのが魅力の職業です。
大手企業も終身雇用が難しくなっているのに加えて、年金の受給額も年々減少しています。手に職を持つことで、自分の生き方を変える「選択肢」の1つになります。
会社に依存しないで生きていく方法として「起業」の難易度も低めでチャンスもあり。
- 技術を身につけれる
- 起業の難易度が低い
- 冬は副業のチャンス
建築現場はまだAIに仕事をとられることもなく、これからも「リフォーム」の分野は伸びていますしね。

ハマる人にはハマる、魅力のある仕事です。

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